帯広市の中心部から20分ほど車を走らせると、「十勝ヒルズ」に到着します。そこは「花と食と農のテーマパーク」を謳い、その3つをキーワードとした魅力が詰まった場所です。
花を楽しめるのは、園内にある7つのガーデン。その中でも、十勝の大きさを感じられるのが「スカイミラー」です。大地に空を映し出すという意味が込められた壮大な庭。青系の花と白系の花をグラデーションに植えて、晴れ渡る空とそこに浮かぶ雲を表現しています。8月下旬に訪れた時は、紫と白のサルビアが咲き誇っていました。空のように、季節と時間で表情を変える庭です。隣の「フラワーアイランズ」には、夏の間だけの光景も。1株から100本の花が咲く人気のヒマワリが植えてあります。
そのほか、「ローズガーデン」、レストランの料理になるハーブやエディブルフラワー(食用花)を育てている「ヴィーズ・ポタジェ(家庭菜園)」、芝生と広場と宿根草のボーダー花壇でつくられた「アルフレスコ」、ピンクの花の妖精が住むという「アニーカの庭」、トンボ池のある「ナチュラルオアシス」があります。ガーデナーが案内してくれるツアーガイドに参加するのもおすすめです(一律3000円/税込)。